2010年9月10日、浅子清在ヨルダン臨時代理大使とトゥーカーン・ヨルダン原子力委員会委員長は原子力協力協定に署名した。日本が署名した条約レベルの原子力協力協定としては、米国、英国、カナダ、フランス、オーストラリア、中国、欧州原子力共同体(EURATOM)、ロシア、カザフスタンに続く10番目となる(内、ロシアとカザフスタンとの協定については未発効)。
他方、ヨルダンにとっては、本協定はアルゼンチン、英国、カナダ、中国、フランス、ロシア、韓国、スペインに次ぐ9番目の協定であり、米国との間の協定は交渉中とされている。
本協定の特徴として、協定対象の核物質の濃縮、再処理の禁止というこれまでの協定には見られない規定が含まれている点、濃縮、再処理の規制については、日本からヨルダンに対する規制という片務的なものになっている点等が挙げられる。
今後、両国における批准のための国内手続きが行われ、国内手続きが完了した旨の外交文書の交換から30日後に発効する。
詳細は別添の通り。
2010年9月10日、浅子清在ヨルダン臨時代理大使とトゥーカーン・ヨルダン原子力委員会委員長は原子力協力協定に署名した。日本が署名した条約レベルの原子力協力協定としては、米国、英国、カナダ、フランス、オーストラリア、中国、欧州原子力共同体(EURATOM)、ロシア、カザフスタンに続く10番目となる(内、ロシアとカザフスタンとの協定については未発効)。
他方、ヨルダンにとっては、本協定はアルゼンチン、英国、カナダ、中国、フランス、ロシア、韓国、スペインに次ぐ9番目の協定であり、米国との間の協定は交渉中とされている。
本協定の特徴として、協定対象の核物質の濃縮、再処理の禁止というこれまでの協定には見られない規定が含まれている点、濃縮、再処理の規制については、日本からヨルダンに対する規制という片務的なものになっている点等が挙げられる。
今後、両国における批准のための国内手続きが行われ、国内手続きが完了した旨の外交文書の交換から30日後に発効する。
詳細は別添の通り。
【解説:政策調査室 山村】