【概要】
3月末から4月初めにかけて核軍縮、核不拡散について、大きな動きがあったので、その概要を紹介する。
1)国際核燃料サイクルに関する会議におけるブラウン首相の冒頭演説、2)米国オバマ大統領と露国メドベージェフ大統領の首脳会談に基づく米露共同声明、3)米国オバマ大統領がプラハにおいて行った演説である。
これら3つの動きで共通するのは、STARTⅠの後継条約の締結をはじめとする核軍縮の推進、NPT、IAEAといった核不拡散体制の強化である。
特にオバマ政権の政策は、軍縮に後ろ向きであったブッシュ政権の政策からの大転換と言える。もし、CTBTの米国による批准など、表明された政策が目に見える形で実現すれば、2010年のNPT運用検討会議に向けての大きなモメンタムになる。
また、英国ブラウン首相が表明した”Road to 2010 Plan”についても策定が待たれる。
尚、詳細については別添の通り。
【概要】
3月末から4月初めにかけて核軍縮、核不拡散について、大きな動きがあったので、その概要を紹介する。
1)国際核燃料サイクルに関する会議におけるブラウン首相の冒頭演説、2)米国オバマ大統領と露国メドベージェフ大統領の首脳会談に基づく米露共同声明、3)米国オバマ大統領がプラハにおいて行った演説である。
これら3つの動きで共通するのは、STARTⅠの後継条約の締結をはじめとする核軍縮の推進、NPT、IAEAといった核不拡散体制の強化である。
特にオバマ政権の政策は、軍縮に後ろ向きであったブッシュ政権の政策からの大転換と言える。もし、CTBTの米国による批准など、表明された政策が目に見える形で実現すれば、2010年のNPT運用検討会議に向けての大きなモメンタムになる。
また、英国ブラウン首相が表明した”Road to 2010 Plan”についても策定が待たれる。
尚、詳細については別添の通り。
【解説:政策調査室 山村】