国境警備における核セキュリティ強化に関するワークショップ(リトアニア)
- タイトル
- 国境警備における核セキュリティ強化に関するワークショップ
- 開催期間
- 2013年6月20日
- 開催場所
- リトアニア核セキュリティ・センター(NSCOE)
- 共催及び協力機関
- NSCOE 及びEC共同研究センター(EC/JRC)
- 米エネルギー省国家核安全保障局(NNSA)
- 参加者数
- 23名
- 概要
2013年6月20日、核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)は、リトアニア核セキュリティ・センター(NSCOE)及びEC共同研究センター(EC/JRC)との共催、米エネルギー省国家核安全保障局(NNSA)との協力により、リトアニア国境警備訓練学校内に設立されたNSCOEにて、「国境警備における核セキュリティ強化に関するワークショップ」を開催した。 リトアニアからは国境警備隊、税関、規制機関等から合計23名が出席。日本側からは在リトアニア日本国大使館員1名を合わせ、合計7名が出席した。国境警備訓練学校長がワークショップの開幕にあたって挨拶を行った。
ワークショップでは、核セキュリティの脅威の歴史的背景及びリトアニアの国境における核セキュリティ対策に関する発表の後、米国の支援でリトアニア国境警備訓練施設に配備された車両型放射線検知システム(MDS)を使用して、核物質を検知・特定する実習が行われた。また、EC/JRCが提供した試薬を使った核物質検知実習、新技術の活用に関する講義も行われ、参加者は積極的に機器を操作して核物質の検知を体験していた。
機器・試薬を使った実践的な実習を取り入れたことで、参加者の関心を高め、核セキュリティに関する理解促進に貢献した。