核不拡散及び核セキュリティに関するセミナー(リトアニア)
- タイトル
- 核不拡散及び核セキュリティに関するセミナー
- 開催期間
- 2013年6月18日
- 開催場所
- リトアニア/ヴィリニュス
- 共催及び協力機関
- リトアニア外務省(MFA)
- EC共同研究センター(EC/JRC)及び米エネルギー省国家核安全保障局(NNSA)
- 参加者数
- 32名
- 概要
2013年6月18日、核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)は、リトアニア外務省(MFA)との共催、EC共同研究センター(EC/JRC)及び米エネルギー省国家核安全保障局(NNSA)との協力により、リトアニアの首都ヴィリニュスにて、「核不拡散及び核セキュリティに関するセミナー」を開催した。
セミナー開幕にあたってリトアニア側からはレシュキャヴィチャス外務副大臣、日本側からは在リトアニア日本国大使館 白石大使が挨拶を行い、核不拡散・核セキュリティ促進のための協力の重要性を確認し合った。
本セミナーは、原子力発電所の新規建設に向けて計画を進めているリトアニアに対して核不拡散・核セキュリティに係る国際的動向や日本の取組を紹介するとともに、同国における課題を認識し今後の協力につなげることにより、同国の核不拡散・核セキュリティに貢献することを目的として開催したものである。
原子力平和利用・核不拡散に関するセッションでは、リトアニアの原子力政策、核不拡散の国際的な最新動向、EUの核不拡散政策、日本の核不拡散政策に関する発表が行われた。核セキュリティ及び核密輸対策のセッションでは、国際刑事警察機構(ICPOL)、米国、EC、リトアニア核セキュリティCOEにおける核密輸対策の取組み、及び日本の核セキュリティ強化政策について発表が行われた。それぞれの発表の後に参加者間で議論が行われた。
最後のセッションでは、ISCN、ICPOL、米、EC、リトアニア事業者及びリトアニアCOEによるパネル・ディスカッションを行い、ISCNの活動紹介の後に日本からISCNとリトアニアの今後の協力に関する提案を行い、それに対しリトアニア側のパネリストからは歓迎のコメントと、米、EC及びICPOLのパネリストからは協力の継続の意思が表明された。