高崎IMS希ガス観測所における通常濃度を超える放射性キセノンの検出
日本原子力研究開発機構は、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)から委託を受け、核実験の検知を目的とした国際監視制度の一環として、高崎、沖縄において放射性核種の観測を行っています。2013年4月8-9日にかけて、高崎観測所で捕集された大気試料から通常濃度を超える放射性核種(キセノン-131m、キセノン-133)が検出され、4月23日、CTBTOは、検出された核種が、北朝鮮が2月12日に行ったと発表した核実験に由来する可能性がある旨を発表しました。
CTBTOのプレス発表内容は以下の通りです。
http://www.ctbto.org/press-centre/press-releases/2013/ctbto-detects-radioactivity-consistent-with-12-february-announced-north-korean-nuclear-test/また、CTBTの国内運用体制の事務局の役割を担う(公財)日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センターの情報は以下の通りです。
http://www.cpdnp.jp/pdf/takasaki20130423_2.pdf