カザフスタンにおける“原子力の平和利用”に関わるセミナー
- タイトル
- 原子力の平和利用と核不拡散に関するセミナー
- 開催期間
- 2011年6月7日〜 8日
- 開催場所
- カザフスタン(アスタナ)
- 共催機関
- カザフスタン原子力委員会 (略称:KAEC)
- 参加者数
- 28名
概要
2011年6月7-8日、カザフスタン原子力委員会の共催により、カザフスタンの首都アスタナにて、「原子力の平和利用と核不拡散」に関するセミナーを開催した。
本セミナーは、原子力導入の過程にあるカザフスタンにおける核不拡散および核セキュリティの体制を強化することを目的とし、文部科学省の補助金事業の一環として開催された。
日本からの参加者は、文部科学省、核物質管理センター、及び大学関係者が含まれ、カザフスタンからは、カザフスタン共和国産業・新技術省、 カザフスタン原子力委員会、外務省、原子力安全技術センター、カザトムプロ及びカザフスタン国立原子力センターなどからの参加者が集まった。
本セミナーでは、福島第一原子炉の事故、原子力の安全性、核セキュリティ、核不拡散、保障措置及び輸出入管理に関する国際的枠組みについて積極的に議論が行われた。
セミナー二日目、テレビ局3社と新聞社数社が訪れ、カザフスタン原子力委員会委員長(ジャンティキン氏)と、ISCNセンター長千崎雅夫がインタビューに応じた。
翌日、二カ国間における今後の協力について、セミナー後のラップ・アップ・ミーティングが行われ、核不拡散及び核セキュリティに関する分野では、緊密な協力が必要であることが確認された。