サイクル安全研究グループ

本研究グループでは、再処理施設やMOX燃料加工施設などの核燃料サイクル施設に係わる安全指針・基準類の策定や安全審査等での判断、さらに規制の高度化・効率化に必要となる技術情報を提供することを主な目的として、リスク評価手法整備のための事故影響評価手法整備研究など核燃料サイクル施設の安全の確保や向上に必要な研究を行っています。福島第一原子力発電所の事故をうけて、核燃料サイクル施設に対しても新規制基準が施行され、新たに設計基準を超えた事象として重大事故が定義されました。本研究グループでは、この重大事故時における環境への影響及び公衆の被ばくを評価するのに必要なデータの取得及び評価モデルの構築も進めていく予定です。なお、再処理施設に対して定義された重大事故は以下の通りです。

  • セル内において発生する臨界事故
  • 液体状放射性廃棄物の蒸発乾固事故
  • 放射線分解水素による爆発事故
  • セル内有機溶媒火災又は爆発
  • 使用済燃料の損傷、放射性物質の漏えい

核燃料再処理施設における放射性物質の移行挙動に関する研究」(平成21~25年度)を行ってきました。本研究は、過酷事象の拡大防止対策、影響緩和対策及びそれらの効果を適切に評価できるようにするため、過酷事象発生時の放射性物質の移行挙動を把握することを目的としており、安全規制活動の支援へ活用されています。

過渡臨界実験装置(TRACY)
Co-60ガンマ線照射装置
火災時ソースターム実験装置

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