平成28年1月22日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

ガラス固化技術開発施設の運転について
(お知らせ)

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構は、核燃料サイクル工学研究所 東海再処理施設の安全性向上の一環として、高放射性廃液を固化・安定化(ガラス固化)するためガラス固化技術開発施設(TVF*)の運転を実施しますので、お知らせします。

  1. 今回の運転期間
    平成28年1月25日(月)~平成28年4月下旬(予定)
  2. 今回の運転におけるガラス固化体製造本数
    約50本(予定)

*TVF: Tokai Vitrification Facility

【高放射性廃液の固化・安定化とは】
東海再処理施設で保有する液体の高放射性廃液を、ガラス固化技術開発施設(TVF)においてガラス原料とともに高温で溶かしステンレス製の容器(キャニスタ)に封入しガラス固化体とする処理。ガラス固化体はTVF内の保管セルで保管される。ガラス固化体は水素掃気が不要であること、強制空冷が喪失しても自然通風による冷却が可能であることから、溶液で保管するよりも安全性が向上する。

以 上


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