用語説明

1)プラスチックシンチレーションファイバ

中芯部(コア)に放射線に有感なプラスチックシンチレータを用い、コアを囲むクラッドにPMMA (Polymethyl methacrylate) を使用したベータ線及びガンマ線に感度のあるひも状の放射線検出器。ため池では、直径1 mmで長さ20 mのファイバーを15本束ねたものを使用。

2)LaBr3:Ceシンチレーション検出器

LaBr3:Ce シンチレータの、ガンマ線が入射すると光を放出する性質を利用し、放射線の個数をカウントする検出器。エネルギー分解能の指標である半値幅は137Csの放出するγ線のエネルギーピークに対し、半値幅が1.8 keV~2.0 keVであり、一般的なNaIシンチレーション検出器と比較して優れたエネルギー分解能を有している。


戻る