平成26年4月21日
独立行政法人 日本原子力研究開発機構
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
【概 要】
日本原子力研究開発機構(以下「原子力機構」)先端基礎研究センターの河裾厚男研究主幹のグループと高エネルギー加速器研究機構(以下「KEK」)物質構造科学研究所の兵頭俊夫特定教授、 名古屋大学の一宮彪彦名誉教授らのグループの共同研究および共同利用研究(研究代表:原子力機構・深谷有喜研究副主幹)により、 KEKの高強度低速陽電子ビーム※2を高輝度化して、TRHEPD(Total Reflection High-Energy Positron Diffraction, 全反射高速陽電子回折)法の高度化を実現しました。 この手法をシリコン結晶の(111)表面に適用して、その表面超高感度性を実証しました。
本研究成果は、応用物理学会がInstitute of Physicsを通じて出版するApplied Physics Expressに2014年4月9日にオンライン公開されました。