平成25年6月10日
日本原子力研究開発機構
日本原子力研究開発機構(以下、「原子力機構」という)は、高速増殖原型炉「もんじゅ」における保守管理の不備、大強度陽子加速器施設J-PARCにおける放射性物質の漏えい事故等を契機に、国民社会からの信頼を大きく損なう事態となっています。これを打開するため、原子力機構の全役職員が安全の価値を再認識し、安全文化の醸成に取り組み、安全を最優先とする組織を目指し、全役職員が一体となって改革を断行します。改革の推進役として、以下の組織を本日付けで設置しました。
○原子力機構改革推進本部
目的: ・機構の経営、組織及び運営の改革を推進
所掌業務:・組織の安全文化の醸成を始めとする機構改革に係る業務
体制: ・理事長を本部長、副理事長を本部長代理とし、全理事を本部員とする
・本部に原子力機構改革推進室を置く
○原子力機構改革推進室
所掌業務:・改革に向けた課題の調査、分析及び評価に関すること
・改革に係る方針の策定に関すること、等
体制: ・室長、次長及び室員(機構内から幅広く結集)
なお、本組織は、5月28日付けで文部科学省に設置された「日本原子力研究開発機構改革本部」と連携して改革を進めることとなります。