【添付資料】

新規科目「原子力の安全性と地域共生」の概要

1.科目コンセプト

  1. @原子力発電所の安全を確保するために、どのようなプロセスを経て原子力プラントがつくられているのか、「ものづくり」の観点から原子力における設計方法と規制体系を包括的に学び、今後の原子力の安全性のあり方について考える。
  2. A蒸気発生器伝熱管損傷やナトリウム漏えい事故などを経験してきた福井県において、原発立地地域の社会がどのように原子力と関わり、どのように共生してきたのか、その歴史を学び、今後の地域共生のあり方について考える。
  3. B原子力関連施設を見学し、福島原発事故後の対応と現状を学ぶ。

2.講義テーマ

以上のコンセプトを踏まえ、以下のテーマ分野を講義するとともに、学生間で討議・発表させ、学生自身が考えていくことを啓発する。

  1. @原子力の安全性のための規制と設計の現状
  2. A次世代の原子力の安全性確保に向けて
  3. B原子力発電所立地地域との共生と今後の課題

3.講師派遣大学(計12名)

4.参加学生数

21名参加予定。
  (福井大学11名、金沢大学4名、大阪大学2名、茨城大学2名、岡山大学2名)

5.実施時期:

平成24年9月10日(月)〜13日(木)

6.実施場所:

福井大学文京キャンパス、原子力関連施設等


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