平成24年6月22日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
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原子力機構週報
(6/16〜6/22)
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原子力機構近況
- 原子力機構は、東京電力福島第一原子力発電所事故に関してさまざまな活動を行っております。当該活動の全般的な内容については下記に掲載しております。
http://www.jaea.go.jp/fukushima/index.html
- 6月21日(木)、鉄原子を含む高温超伝導体の仕組みを解くカギ「電子のネマティック液晶状態」を発見したことを国立大学法人京都大学及び公益財団法人高輝度光科学研究センターと共同発表いたしました。
- 6月21日(木)、若狭湾沿岸における津波に関する痕跡データの更なる拡充を目的とした追加調査のうち、天正地震に関する津波堆積物の追加調査の結果について、原子力安全・保安院に報告したことを関西電力株式会社及び日本原子力発電株式会社と共同発表いたしました。
- 6月22日(金)、欧州と進める幅広いアプローチ(BA)活動において、核融合炉の燃料を効率よく生産するために必要な材料として高温で安定なベリリウム金属間化合物(ベリライド)を量産化できる新たな合成技術を確立し、これを用いて核融合炉で使用可能なベリライドの微小球を世界で初めて製造することに成功したことを発表いたしました。
- 6月22日(金)、放射性セシウムの測定に広く利用されているタリウムヨウ化ナトリウムシンチレーションスペクトロメーターと表計算ソフトを用いて、食品や土壌などに含まれるセシウム134とセシウム137を区別して定量する簡便な手法を開発したことを国立大学法人東京大学、公立大学法人秋田県立大学と共同発表いたしました。