平成23年8月25日
日本原子力研究開発機構
平成 23年8月24日(水)17時00分頃
日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター 原子力科学研究所
第2ボイラー北側屋外
平成23年8月24日(水)14時27分頃、原子力科学研究所内、第2ボイラー北側屋外(非管理区域)で、駐車場補修のため土壌を掘削中に掘り出された物の中から放射能標識入りの缶が1個発見され、放射線測定をした結果、汚染はなかった。
その後の作業において、17時00分頃、類似の金属缶を1個発見し、放射線測定を実施したところ、6.5kcpmの放射性物質(核種:セシウム137)による計数率が確認された。さらに、近傍からプラスチックタイルと試薬ビンが発見された(計数率は、それぞれ1.6kcpm及び2.5kcpm)。
プラスチックタイルと試薬ビンの核種を分析した結果、ウランであることを確認した。
また、それぞれの放射能量を推定した結果、金属缶294Bq、プラスチックタイル69Bq、試薬ビン110Bqであった。
現在、当該区域を一時管理区域に設定して立入禁止とし、今後、近傍に同様の試薬瓶等がないか調査する。
調査中
周辺公衆及び従事者への放射性物質による影響はない。