平成２２年８月３１日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構
独立行政法人日本原子力研究開発機構（以下「原子力機構」という。)は、「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂に伴い、文部科学省からの指示※１を受けて実施していた試験研究用原子炉施設の耐震安全性評価のうち、東海研究開発センター原子力科学研究所及び大洗研究開発センターの地質調査結果及び基準地震動Ssの策定結果をとりまとめた中間報告書を文部科学省に提出しました。
なお、原子力科学研究所に設置した施設（JRR-3（研究炉）､JRR-4（研究炉）､STACY（定常臨界実験装置）､TRACY（過渡臨界実験装置））の耐震安全性評価については平成22年12月までに、大洗研究開発センターに設置した施設（高速実験炉｢常陽｣､HTTR（高温工学試験研究炉）、JMTR（材料試験炉））の耐震安全性評価については平成23年3月までに実施します。
原子力機構は、試験研究用原子炉施設の耐震安全性をより一層確実なものにし、地域の皆様にご安心いただけるように今後とも耐震安全性評価を確実に行ってまいります。
以上
※1： ｢｢発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針｣の改訂に伴う既設試験研究用原子炉施設の耐震安全性の評価の実施について」（平成18年12月21日 文部科学省）