【参考図及び写真の一覧】

図1 茨城県生命物質構造解析装置(iBIX)(PDF
検出器数14台,結晶から検出器前面までの距離473mm,総立体角は半球面の18%をカバーする。
図2 重水素化された酒石酸水素アンモニウム結晶の原子核密度分布(PDF
炭素,窒素,酸素,重水素の原子核密度分布を青色の網で、水素の原子核密度を赤色の網で示してある。それぞれの網の中心に原子核がある。
図3 グルタミン酸の結晶(味の素(株)提供)の原子核密度分布(PDF
炭素,窒素,酸素の原子核密度を青色の網で、水素の原子核密度を赤色の網で示してある。2つのカルボン酸(COOH)基を持つが,一方は(COOH)で、もう一方は(COO-)となっており,水素イオンを隣のアミノ(NH2)基に渡して(NH3+)としていることが分かる。
図4 ウリジン5’- 一リン酸二ナトリウム・水和物結晶の原子核密度分布(PDF
水和水が複雑な水素結合のネットワークを作っていることが判明した。O-H…Oの水素結合を作ると,軽い水素原子は結晶内で大きな熱運動をすることが知られているが,この結晶の水和水の一部の水は軽い水素原子が動かずに固定されているのに対して,重い酸素原子の方が大きな熱運動をしていることが新しく発見されたことである。
図5 14台の検出器を装備したiBIXの本体(PDF

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