補足説明資料

高速炉システム国際会議について

1.会議開催の経緯
 本国際会議は、1974年の第1回ロンドン会議以降、各国主催で開催されてきたが、1991年の第5回京都会議を最後に中断されていた。近年の世界的な高速炉開発機運の高まりを受け、今回IAEA主催の形で再開することとした。(別紙1参照[PDF]
2.開催目的
 高速炉とその燃料サイクルの開発に関する重要な課題を確認し議論するとともに、その効果的な推進に向けて国際協力や研究開発を促進させるために、各国及び多国間の計画や新たな開発、開発成果について情報交換を行う。
 なお、会議には、将来の高速炉サイクル分野を担う若手研究者(学生を含む)を中心とするイベント(9日昼)を設けるとともに、11日には、一般市民・学生と専門家を交えた「敦賀セッション」と「もんじゅ」見学を開催する。
 (プログラム関係:別紙2参照[PDF]
3.今回会議で日本がホスト国となる理由
 我が国は、国家基幹技術として高速炉サイクルシステム技術の開発を推進している。この日本の技術力を世界にアピールするため、文部科学省・経済産業省・外務省の合意を得て、ホスト国となることとした。また、今年度は、「もんじゅ」の運転再開を目指す年度であり、1991年の会議が日本(京都)開催であったことからも、本会議を京都で開催することとした。

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