別添資料

日本原子力研究開発機構における研究開発用プルトニウムの利用計画

平成21年3月6日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構

日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構という)における平成21年度の研究開発用プルトニウムの利用計画を、下記の通りお知らせいたします。

「原子力機構における研究開発用プルトニウムの利用計画」(平成21年度)を表1[PDF]に示します。

【概要】

原子力機構は平成20年度末時点で、今後利用する計画の核分裂性プルトニウム(以下、「プルトニウム」という。) を約3.6トン保有する見込みです。なお、高速増殖原型炉「もんじゅ」において、昨年9月に確認した屋外排気ダクト腐食孔の補修工事後に燃料交換を行うこととしたため、平成20年度予定していたプルトニウム利用はありませんでした。

東海再処理施設では、昨年より実施している耐震性向上対策を継続することから、平成21年度において、プルトニウムを回収する計画はありません。

これらのプルトニウムは、高速増殖炉の研究開発用として、「もんじゅ」において、平成21年度以降年間約0.5トンずつ、約6年相当の期間、利用する計画としています。高速実験炉「常陽」については、平成19年に確認した「計測線付実験装置との干渉による回転プラグ燃料交換機能の一部阻害」の対応として、計測線付実験装置の回収方法等を検討中であり、この検討結果を踏まえて運転計画を決定し、プルトニウムの利用開始時期を判断することとしています。利用を開始した場合は、年間約0.1トンずつ、約6年相当の期間、利用する計画としています。

これらの利用期間の目途並びに年間の利用目安量については、研究開発の進捗等に応じて変わり得るものです。

以上


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