用語解説

1)研究用原子炉
中性子の線源として、物質の構造など科学技術の種々の研究・開発及びRI製造等に用いられる原子炉であって、発電炉のようにエネルギー生産等を目的としたものではない原子炉である。
2)安全保護系
運転時の異常な過渡変化時に、その異常な状態を検知し、原子炉を停止するための信号を自動的に発信させる設備である。
3)線形増幅器
中性子検出器から出力された弱い電流を増幅し、電圧として出力するための機器である。
4)ゲインダイヤル
線形増幅器に設置されているダイヤル式可変抵抗器で、線形増幅器の増幅率を変化するための汎用電気部品である。
5)熱出力
原子炉の発熱量から求める出力で、原子炉を冷却する冷却材の炉心入口側と出口側の温度差及び流量から算出するものである。

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