(別紙)

高速炉サイクル技術は、地球規模のエネルギー資源確保と環境保全、さらには核拡散抵抗性を持たせることによる平和維持を同時に調和的に解決し、人類の持続的発展に貢献する次世代のエネルギー技術として期待されている。そのため、わが国においては、国家基幹技術の一つとして、原子力機構を中核として官民一体となり、2025年頃の実証炉の運転開始、2050年以前の実用化を目指して、「FaCT(Fast Rector Cycle Technology Development)プロジェクト」を推進している。

このような背景の下、EDFとこれまで締結されていた取決めを改正し、高速炉システムまでに拡大して、下記の協力を行うこととした。

@「もんじゅ」、「常陽」、「スーパーフェニックス」に関する運転・保守情報交換
Aナトリウム冷却高速炉の実用炉及び実証炉/プロトタイプ炉の設計要件や設計概念に関する情報交換
B人材開発(教育及び訓練)する場の提供

具体的には、情報交換のための技術会議開催、互いの施設及び事務所の相互訪問、技術者の交換と研修生の受入等を行う予定である。

署名式の様子


戻る