「もんじゅ」に係る特別な保安検査の結果を受けて

平成20年7月10日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構
理事長 岡ア 俊雄

本日、経済産業省原子力安全・保安院から、「もんじゅ」に係る特別な保安検査の結果とその改善に向けた行動計画を取りまとめ、7月31日までに報告するよう指示をいただきました。

今回の特別な保安検査では、ナトリウム漏えい検出器等の不具合に関することから、品質保証体制・安全文化に関することまでの多岐にわたる項目について確認を受けた結果、多くの項目に対して厳しい指摘をいただきました。

機構においては、既に、ナトリウム漏えい検出器等の不具合への対応、連絡・通報体制の見直しを実施するとともに、より一層の安全確保の徹底と組織運営体制の強化のために、具体的な検討に着手しております。

更に、今回の特別な保安検査の指摘の一つ一つを真摯に受け止め、機構の組織を挙げて、実効性のある改善策からなる行動計画を速やかに作成し、実行に移してまいります。

今後とも、安全確保を第一に、地元の皆様を始め、国民の信頼を得るべく全力を尽くし、「もんじゅ」の運転再開に向けて取り組んでまいる所存です。


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