平成20年5月15日
中性子産業利用推進協議会

中性子産業利用推進協議会の設立について

本日、東京の日本科学未来館にて「中性子産業利用推進協議会」の設立総会が開催され、協議会が設立されましたのでお知らせいたします。

中性子産業利用推進協議会は、東海村に建設中のJ-PARCとJRR-3の産業利用を推進するために主要な企業が結集して、産業界の要望をとりまとめ施設や国に提案・提言するための組織として設立されました。

発起人は(株)日立製作所の中村道治フェロー、茨城県の橋本昌知事、J-PARCセンターの永宮正治センター長で、昨年の11月から電機や鉄鋼、自動車、化学等の主要な企業に参画を呼びかけて、57社団体(別添参照)が協議会に参加することとなりました。

会長には、新日本製鐵(株)の名誉会長で経団連会長も歴任された今井敬氏、副会長には(株)日立製作所会長の庄山悦彦氏、エーザイ(株)社長の内藤晴夫氏、トヨタ自動車(株)副社長の瀧本正民氏が就任されました。また、運営委員会委員長には(株)日立製作所フェローの中村道治氏、顧問には元東京大学総長で武蔵学園 学園長の有馬朗人氏が就任されました。

今後の活動としては、産学官が連携して特定テーマに関する研究会の立ち上げ、技術情報の提供や講習会等の企画、産業界の要望の取りまとめ等を行っていく予定です。これらの活動により、産業界にとって中性子を研究開発に利用し易い環境を整備したり、中性子をより身近な研究開発ツールとして活用し日本の産業イノベーションに貢献することが期待されます。

お問合せ先:
茨城県企画部技監 林眞琴 090-7002-9236(15日15時以降は不可)
J-PARCセンター副センター長  大山幸夫 090-4941-9073

【添付資料】

以上


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