平成19年3月8日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
 
一斉点検実施中における製錬転換施設での放射性物質の漏えい痕跡・固着物の確認について(お知らせ)
 
 先般、人形峠環境技術センター製錬転換施設で放射性物質の漏えい痕跡・固着物を確認したことから、類似の漏えいの有無を確認するために、同施設で一斉点検を実施中ですが、この一斉点検により、平成19年3月8日(木)同施設1階 廃液処理室(1)(管理区域)の床面で、漏えい痕跡・固着物を確認し、当該箇所を放射線測定したところ、14時36分頃、管理区域表面密度限度であるベータ(ガンマ)値40Bq/cm2を超えるベータ(ガンマ)値43Bq/cm2(最大値)を検出しました(アルファ値の最大は1.0Bq/cm2)。作業員の被ばく、環境への影響等はありません。
 漏えい拡大のおそれはないものの、ビニールシートで覆うなどの応急措置を行いました。
 
管理区域における表面密度限度:アルファ値4Bq/cm2、ベータ(ガンマ)値40Bq/cm2

【添 付】
  ・図-1 人形峠環境技術センター 施設配置概略図(PDF、237kバイト)
  ・図-2 製錬転換施設一階及び中二階平面図(PDF、593kバイト)
以 上

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