平成18年 7月21日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

JAEAロゴマーク   原子力機構週報
(7/15 〜 7/21)


原子力機構近況

 ○ 7月16日(日)、大洗研究開発センター高温工学試験研究炉(HTTR)機械棟(非管理区域)ボイラー室において、火災が発生しました。燃焼したものは制御盤内の変圧器(約13(W)×21(D)×22(H)cm)で、作業員がただちに消火器を用いて消火しました。作業員及び環境への影響はありません。
 
 ○ 7月19日(水)、鳥取県湯梨浜町方面区住民(個人)の提訴に係るウラン残土撤去土地明渡等請求事件(控訴審)について、広島高等裁判所松江支部は、鳥取地方裁判所判決のうち機構敗訴部分を取り消すとともに、当該住民の撤去請求等をいずれも棄却する旨の判決(機構勝訴の判決)を言い渡しました。
 
 ○ 原子力機構の研究開発成果を社会や産業界に役立てることを目的に、実用化プロジェクトを推進しており、その中からすでに数件の製品化事例が誕生いたしました。その普及促進を図るため、製品の実物を展示し、その運転動作の実演や機能・性能のデモンストレーションなどによって製品情報を詳細かつ正確に伝えるための場として「産学連携サテライト」を7月19日(水)、インフォメーションプラザ東海(茨城県那珂郡東海村白方白根2-5)内に開設いたしました。
 
 ○ 7月19日(水)、原子力機構の保有する特許や実用新案等の知的財産権を実施許諾契約に基づいて実施する企業に、「JAEAライセンス企業」の呼称及びロゴマークを使用することを許可する制度を新設いたしました。
 
 ○ 7月20日(木)、ITER用プラズマ加熱装置の高周波発生装置「ジャイロトロン」で、ITER(国際熱核融合実験炉)の実験に使用できる出力レベル600キロワットで、ITER標準運転時間を大きく上回る1000秒の連続出力に世界で初めて成功したことについて発表いたしました。
 
 ○ 7月20日(木)、テクノ交流館リコッティ(茨城県那珂郡東海村舟石川796-1)において、「大学等との研究協力制度に係わる平成18年度研究成果報告会」を開催いたしました。
 
 ○ 7月21日(金)、米国ワシントンD.C.において、原子力機構と米国エネルギー省(DOE)との間で「核不拡散・保障措置分野での研究開発協力取決め」を締結いたします。(別添参照
 
 ○ 7月24日(月)14:00〜16:20、札幌後楽園ホテルB2Fピアリッジホール(北海道札幌市中央区大通西8丁目)において、「幌延深地層研究計画 札幌報告会2006」を開催いたします。
 詳細は http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/press/06/press0630-01.html
 
 ○ 7月26日(水)15:00〜16:30、飯野ビル3階308号室(東京都千代田区内幸町2-1-1)において、「第2回情報公開委員会」を開催いたします。
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

 ○ 日本原子力学会北海道支部との共催で、フィンランドにおける深地層研究の概要に関する講演会を開催いたしました。(幌延深地層研究センター 7/18)
 
 ○ 米国サンディア国立研究所との「透明性フレームワーク共同研究」技術会合を開催いたします。(敦賀本部 7/25〜7/28予定)
 
 ○ 「第552回高崎研オープンセミナー」を開催いたします。
 詳細は http://www.taka.jaea.go.jp/information/index_j.html
 (高崎量子応用研究所 8/2予定)
 


各研究開発拠点等のその他の状況について

 ○ 別紙のとおり
 




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