平成17年11月11日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

  原子力機構週報
(11/5 〜 11/11)


原子力機構近況

  11月8日(火)、平成17年度原子力・放射線安全管理功労表彰受賞者が決定し、原子力機構は、以下のとおり各賞を受賞いたしました。
・放射線安全管理功労者          武田 伸荘
・核燃料物質・試験研究炉等安全管理功労者 小林 晋昇(H17年9月末退職)
・環境放射能対策功労者          小林 秀雄
・核物質管理功労者            清水 堅一(H17年9月末退職)
 
  11月8日(火)、東北大学、京都産業大学及び大阪大学との共同の研究で、プルトニウム化合物のフェルミ面(伝導電子の運動量の空間分布)の観測に世界で初めて成功したことについて発表しました。
 
  11月9日(水)、幌延深地層研究センターにおいて、地下施設の工事着手に伴う受注者による安全祈願及び着手式を実施いたしました。
 
  11月9日(水)、大洗研究開発センターで稼動中の材料試験炉(JMTR)の利用ニーズ等について、広く外部からの意見を取り入れて、今後のあり方に関する検討を開始する旨の発表を行いました。
 
  11月10日(木)、国際熱核融合実験炉(ITER)関連の核融合真空技術の特許を用いて、日本金属化学(株)がアルミニウム鋳造部品の高度な品質管理を実現できる放出ガス測定装置の開発に成功し、アルミニウム製部品の品質管理における国内標準化のみならず世界標準として利用が期待される技術を確立することができたことについて発表しました。
 
  11月10日(木)、国際熱核融合実験炉(ITER)関連の光ファイバ計測技術に関する研究成果の応用を目的として産学連携に基づく技術開発を進めてきましたが、この一環として、藤田保健衛生大学及び(株)フジクラと共同で、腸閉塞(イレウス)を有する患者に対して使用可能な小腸内視鏡の開発を進め、その実用化の見通しを得たことについて発表しました。
 
  11月10日(木)15:00〜18:20、11日(金)9:00〜16:25、プラザホテルむつ(青森県むつ市下北町2-46)において、独立行政法人海洋研究開発機構及び財団法人日本海洋科学振興財団と合同で「環境科学シンポジウム-むつからのメッセージ-」を開催しております。
 
  11月15日(火)、幌延深地層研究センターにおいて、PR施設の工事着手に伴う受注者による安全祈願を実施いたします。
 
  11月29日(火)14:00〜16:30、札幌後楽園ホテルピアリッジホール(札幌市中央区大通西8)において、「幌延深地層研究計画札幌報告会2005」を開催いたします。
 詳細はhttp://www.jaea.go.jp/04/horonobe/press/05/press1111.html
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

  第1回「福井県における高経年化調査研究会」(敦賀本部 11/7)
 
  第5回「ITER次官級協議」(オーストリア・ウィーン)が行われました。ITER業務統括責任者松田慎三郎他が出席し、議論に参加しました。(11/7)
 
  第4回「もんじゅ安全委員会」(敦賀本部 11/11)
 
  原子力緊急時支援・研修センターにおいて、茨城県原子力オフサイトセンターと共同で施設一般公開(11/13予定)
 
  関西光科学研究所(木津地区)施設公開(11/20予定)
 


各研究開発拠点等のその他の状況について
    別紙のとおり


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