別紙
各研究開発拠点等のその他の状況について

1.本部
 ・ ウラン残土撤去土地明渡等請求事件(控訴審)第4回口頭弁論
(広島高等裁判所松江支部11/2予定)


2.東海研究開発センター
1)原子力科学研究所
 (1) 施設運転状況
・運転中:研究炉(JRR-3)、定常臨界実験装置(STACY)
・停止中:研究炉(JRR-4)、原子炉安全性研究炉(NSRR)、軽水臨界実験装置(TCA)、高速炉臨界実験装置(FCA)、過渡臨界実験装置(TRACY)

2)核燃料サイクル工学研究所
 (1) 再処理施設
使用済燃料の処理を実施中(10/12〜12/14予定 約13.2トン処理予定)
05-2キャンペーン処理実績
・使用済燃料の再処理  約5.1トン(累積せん断量)
・ガラス固化体の製造  5本(累積製造本数)
「第18回施設定期検査」受検中
 (2) プルトニウム燃料開発施設
MOXペレットの物性測定等のMOX燃料に係る研究開発、MOX燃料製造技術の開発及び保管中の核燃料物質等の有効利用のための整理作業を実施中。


3.大洗研究開発センター
 (1) 材料試験炉(JMTR)及びホットラボ
・原子炉停止中(平成17年度施設定期検査中、7/21〜11/30予定)
 (2) 高速実験炉「常陽」及び照射後試験施設
・原子炉停止中(第14回施設定期検査中、H16/11/26〜H18/4/26予定)
 (3) 高温工学試験研究炉(HTTR)
・原子炉停止中(第3回施設定期検査中、H16/7/26〜H18/12/15予定)
平成17年9月14日に動作不能を起こした広領域中性子検出器について、全3基の交換を決定したことに関連して、施設定期検査期間を平成18年3月31日から平成18年12月15日まで延長することといたしました。


4.敦賀本部
1)高速増殖炉研究開発センター
 (1) 高速増殖原型炉「もんじゅ」
・原子炉停止中(平成7年12月から)
・ナトリウム漏えい対策等に係る改造工事実施中(平成19年1月完工予定)

2)原子炉廃止措置研究開発センター(*)
 *「新型転換炉ふげん発電所」を廃止措置に係る法手続後に改称予定
 (1) 新型転換炉ふげん発電所
廃止措置準備作業中(平成15年3月で運転終了、今後廃止措置法制度に係る改正法に基づき廃止措置計画を具体化していく)


5.那珂核融合研究所
 (1) 臨界プラズマ試験装置(JT-60)
・JT-60調整運転開始(11/1予定)に向けて、本体真空容器の真空排気を実施中
・各設備の試験運転を実施中(次回調整運転11/1開始予定)


6.高崎量子応用研究所
 (1) コバルト60ガンマ線照射施設、電子線照射施設:運転中(一部装置点検中)
 (2) イオン照射研究施設:運転中


7.関西光科学研究所
 ・ 大型放射光施設(SPring-8)を利用した研究を実施中(第7サイクル10/18〜11/18予定)


8.幌延深地層研究センター
 (1) 地上研究施設の建設工事
・研究管理棟、コア倉庫、ワークショップ棟(平成18年5月竣工予定)
 (2) その他建設工事
・深地層研究所用地造成(第III期)(12月上旬竣工予定)
・残土運搬路工事(北進地区)(11月末竣工予定)


9.東濃地科学センター
 (1) 研究坑道の掘削工事
・瑞浪超深地層研究所、研究坑道掘削作業(10/28現在:主立坑172.6m、換気立坑191.0m(1,000m掘削予定))
 (2) その他
・瑞浪超深地層研究所研究坑道掘削工事における坑内排水中のフッ素及びホウ素について、環境基準を超える値があったため、環境保全の観点から10月27日に瑞浪超深地層研究所の研究坑道掘削工事を一時停止して坑内からの排水を停止しました。今後は、環境基準を下回る値となるよう早急に対策を講じます。
 〔http://www.jaea.go.jp/04/tono/press/051027/051027.html


10.人形峠環境技術センター
 (1) 施設運転状況
・ウラン濃縮原型プラント:滞留ウラン除去・回収試験設備は、カスケードによるガス分離の事前確認試験として、遠心分離機起動確認を実施中。
・濃縮工学施設:遠心機処理設備による同施設遠心機を用いた処理能力確認試験を停止した。(10/27)


11.むつ事業所
 (1) 加速器質量分析装置(AMS)及び分析技術開発
・海水中有機炭素分析技術開発のための海水前処理等(継続)
 (2) 施設運転管理
・大湊研究棟の液体廃棄設備の点検整備終了(10/18〜24)
・関根浜港の深浅測量及び港湾施設定期点検(10/24)
以 上

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