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「環境・エネルギーシンポジウム」を開催しました

8月28日(金)、岡山県鏡野町のペスタロッチ館夢ホールにおいて、国立大学法人岡山大学及び独立行政法人国立高等専門学校機構津山工業高等専門学校並びに原子力機構人形峠環境技術センターが主催して標記のシンポジウムが開催されました。同シンポジウムは、「ウランのふるさとから、環境・エネルギーを考える」と題して、小佐古敏荘東京大学大学院教授の基調講演やパネルディスカッションが行われました。

シンポジウムには、鏡野町関係者、岡山大学、津山高専関係者及び一般参加者を含め総勢100名を超える方々の参加があり、盛況の中、終了しました。

基調講演では、小佐古教授から放射線の規制については、広島、長崎での経験を基に作られているもので、最も信頼のおける規制体系にある。その正しい理解に「100万円と1円、1Svと1μSv」など、大中小の考えを取り入れた説明の工夫をすべき。また、原子力開発では人形峠環境技術センターが重要な役割を果たしており、地元はそれを地域振興に活用すべきとの提言を頂きました。

パネルディスカッションでは、地域産業の活性化や若者の教育に焦点を当てつつ、環境・エネルギー状況の急激な変化の中で、産学官それぞれが何を目指して活動すべきかというテーマについて、興味深いディスカッションが行われ、参加者が今後の連携協力をどのように進めていくべきか、地域振興にどのように活用していくのか、再考するよい機会となりました。

石村理事の挨拶
(石村理事の挨拶)
小佐古教授の基調講演
(小佐古教授の基調講演)
パネルディスカッションの様子
(パネルディスカッションの様子)

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