第2回 原子力機構報告会の開催結果について


 日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)は、10月25日、東京都千代田区有楽町の朝日ホールで、「第2回 原子力機構報告会−エネルギー安全保障と地球温暖化防止に向けて−」と題し、報告会を開催しました。約800名のご参加をいただき会場内は満席となりました。多数ご来場下さいまして、どうもありがとうございました。


 報告会では、理事長 岡ア俊雄の開会挨拶に続き、副理事長 早瀬佑一から、「創立2周年を迎えて 研究開発の現状と将来展望(PDF、1.5Mb)」と題して総括報告を行いました。

岡ア理事長の開会挨拶

会場の様子


 次に、次世代原子力システム研究開発部門長 永田敬から、「もんじゅ改造工事の状況とFBRサイクル技術の将来展望(PDF、1.8Mb)」と題して、核融合研究開発部門長 常松俊秀から「核融合研究エネルギーの開発−世界の研究センターを目指して−(PDF、1.4Mb)」と題して、其々の活動状況と今後の計画などについて報告いたしました。

常松核融合研究開発部門長の報告

永田次世代原子力システム研究開発部門長の報告


 特別講演では、米国ハドソン研究所・首席研究員として幅広くご活躍くされている日高義樹先生から「世界的に見たエネルギー政策における原子力発電の役割(PDF、53kb)」と題して、新しい原子力発電の時代の到来について、米国やロシアなど最近の国際動向を織り交ぜた示唆富むお話を頂戴いたしました。

日高義樹先生による特別講演


 閉会にあたり、早瀬副理事長から、ご来場の皆様方に謝辞を申し上げるとともに、今後とも、安全確保を大前提に、地元をはじめ、産業界、大学、内外の研究機関との連携のもと事業を進め、世界第一級の研究開発機関(COE)を目指し櫂を漕いで進んでいくことを結びの挨拶といたしました。

早瀬副理事長の閉会挨拶


  ○当日の様子(概要) 【記録時間:2分08秒、配信形態:ストリーミング配信】

  主要用語解説
    ・創立2周年を迎えて 研究開発の現状と将来展望(PDF、1.1Mb)
    ・もんじゅ改造工事の状況とFBRサイクル技術の将来展望(PDF、0.7Mb)
    ・核融合研究エネルギーの開発−世界の研究センターを目指して−(PDF、0.6Mb)

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